2日の米ニューヨーク株式市場は、この日に発表された失業率など雇用をめぐる経済統計の悪化を受け、大きく下落している。主要企業でつくるダウ工業株平均は一時、900ドル超下落し、4万ドルを割り込んだ。前日、米国の景気先行きへの不安をきっかけに始まった日米株価の大幅な下落が続いている。
米東部時間2日午前11時(日本時間3日午前0時)時点では、ダウは3万9400ドル前後で取引された。前日も500ドル近く値下がりしており、2日間の下落幅は一時、計1400ドルを超えた。2日の東京株式市場では、日経平均株価が2216円と急落して取引を終え、史上2番目の下げ幅を記録していた。
米労働省が2日発表した7月…